星野ジャパン中軸の「ツープラトン起用」で、逆転V3へ向かう-。日本ハム梨田昌孝監督(55)が22日、北京五輪出場中の稲葉篤紀外野手(36)のチーム合流後の起用法について、右翼とDHで併用していく考えを示唆した。右臀部(でんぶ)痛は五輪期間中に回復傾向にあるが、患部の状態に応じて、守備の負担を軽減させる方針でいる。
レギュラーシーズン残り32試合で、首位西武と8・5ゲーム差の3位。追撃へ、稲葉にフル稼働してもらうための策だ。梨田監督は「かなり(患部の)状態は良くなっているらしい。でも向こう(北京)では移動とかの疲れもないし、天然芝だからね。いろいろと状態を見ながら、使っていかんとね」。2年連続ゴールデングラブ賞を獲得した守備の名手だが、時には打撃専念のDHで疲弊を防ぎながら乗り切ってもらうつもりだ。
五輪では、この日の準決勝までの全8試合を右翼で先発し、フル出場。五輪期間中に稲葉に直接、電話して近況を確認した同監督は「相当良くなっているみたいだね」との感触を得てはいる。だが、奇跡の巻き返しへ、1試合でも離脱しては大きな痛手。DH出場なら復帰間近のスレッジ、調子を上げてきたボッツのどちらかが先発から外れることになるが、助っ人よりも不動の4番を最優先で考えていく。【高山通史】




