<ロッテ8-5西武>◇2日◇千葉マリン

 ロッテ西岡が惨敗した北京五輪の悔しさをバットにぶつけた。首位西武を相手に復帰後初安打を含む5打数4安打2打点。7回には盗塁も決め、打線に勢いをつける活躍でチームに4連勝をもたらした。試合後のお立ち台では「今日の結果はすごくうれしいけど、オリンピックでは期待に応えられずにすいませんでした」と、まずファンに謝罪。北京での屈辱はそう簡単に消えなかった。

 五輪では右脇腹痛で十分な活躍ができなかった。日本が4位に沈んだ責任を感じていた。「オリンピックから帰ってきても、ケガで試合に出場できなかった悔しさ。そして試合に出場できる喜び。これからは、マリーンズのために命をかけて戦い、1つでも多くの勝利に貢献したい。そして、最後はマリーンズファンと喜べる日を迎えたい」。少々大げさにも思えるセリフで、ペナントレース終盤への決意を表明した。

 バレンタイン監督は「金髪なのか何色なのかよく分からないが、どんな髪の色でも打てるところを見せてくれた」と西岡をジョークで褒めたたえた。2位から5位までが大接戦を繰り広げる混戦パ・リーグ。頼もしさを増す西岡は「脇腹は全然大丈夫。ここまで来たら2位、3位のチームなんてどうでもいい。僕らは勝ち続ければいい」と勢いよく言い放った。【大塚仁】