巨人セス・グライシンガー投手(33)が日本一への先陣を切る。22日開幕のクライマックスシリーズ第2ステージの初戦に先発することが15日、濃厚となった。阪神(今季4勝1敗、防御率1・80)、中日(同4勝1敗、防御率2・32)の2球団に相性のいいグライシンガーならば、勝ち抜いてきたチームがどっちでも対応できる。最多勝右腕も「どっちが相手でも関係ない。絶対に勝たなければいけないということだけだ」と、自信を見せた。

 この日はジャイアンツ球場での全体練習に参加。投内連係などで汗を流した後に宮崎に移動。16日のフェニックスリーグ広島戦の登板に備えた。「特にチェックポイントとかはない。長いブルペン投球だと思って投げるよ」。まだ戦闘モードに切り替えることなく自然体を強調した。

 「シーズンの疲れがある。2日間じゃ足りないよ」とリーグ最多の206イニングを投げた右腕は疲労回復に努めながら、22日の初戦に向け調整する。「去年はタイトルを獲得してもチームは最下位で、何をやってるんだっていう思いがあった。今年は日本一に向けて充実している」と、喜びを感じながらマウンドに立つ。【竹内智信】