ヤクルト高田監督は、「日本一監督を推す」という提案の意向を示すとともに、第1回検討会議の中身を話した楽天野村監督の発言に異論を唱えた。「あの場でほとんど発言していなかった。意見があれば会議の場で話してもらえればいい。会議の中身をしゃべるのはルール違反じゃないの」と、不快感を示した。高田監督は、会議の中で監督選出について議論された時間は終盤の数分であったことを繰り返し強調した。その上で、野村監督の「出来レース」発言には「(監督が)決まっていないんだからそんなものはありません」と、きっぱりと否定した。

 会議では「現役監督からは難しい」という意見があったことは認めた。一方でマリナーズ・イチローの発言については「WBCを経験しているし、そういう(選手側からの)意見があってもいいんじゃない。ただ、まだ何も決まってないですから」と話した。