中日落合監督が11日、予告通り12球団合同トライアウト(横須賀)を視察した。今シーズン終了後にFA補強封印を宣言。外国人選手と他球団を戦力外となった選手で補強する方針を示した。

 終了後、落合監督は少し笑みを浮かべて無言で球場を後にした。井手編成担当が「少ししたら(監督から)話があると思う」というように補強枠は設けている。谷繁に次ぐ2番手の層が薄い捕手がポイントになりそうだ。この日、捕手は元オリックス藤本、元ソフトバンク大野、日本ハムを戦力外となった小山(おやま)の3人で、現役はプロ3年目の小山のみ。獲得するかは落合監督次第だが、強肩の27歳小山が注目される。