“逆輸入右腕”が再輸出自主トレ?

 日本ハム多田野数人投手(28)が、今オフの自主トレを米国で行うことを検討している。5年間武者修行した米国の地で、来季へ向けた万全の調整を行うつもりだ。

 舞台はアリゾナにあるトレーニング施設。メジャーを代表する左腕ランディ・ジョンソン(ダイヤモンドバックス)が拠点としていることで有名で、日本からも横浜工藤が足を運んでいる。多田野はインディアンスとマイナー契約した03年から使用してきた。「日本人のトレーナーの方もいて充実したトレーニングが送れるんです。気候もいいんですよ」と目を輝かせる。オフのスケジュールの都合で詳細は決まっていないが「長い期間じゃなくても、できれば行きたいんですよね」と希望している。

 ルーキーイヤーの今季は7勝を挙げたが、8月以降は1勝と失速した。梨田監督は「高いレベルでいてほしい。夏場に弱いというところを克服してほしい」と課題を挙げる。秋季キャンプ第4クールに入ったこの日は、ブルペンに入って107球の投げ込み。現在取り組み中のカットボールも多投したが「まだまだこれからです。(腕を)まっすぐと同じ振りにして、コントロールもよくしないと」。飛躍の2年目へ向けて、実りのオフにする。