阪神の赤星憲広外野手(32)が15日、兵庫・姫路の身体障害者療護施設「三愛園」を訪ね、同施設で熱い歓迎を受け口調も滑らかに、来季中の通算400盗塁達成を誓った。今季までの通算は350個で、大台到達には50盗塁が必要。赤星は「(07年の)24個から今年41個に伸ばせたことで、何かをつかんだと思う。来年50個で400盗塁にいけば、必然的に今年のセ(の最多盗塁)は42個(ヤクルト・福地)だから、盗塁王にも届く」。塁間を駆け抜けるプレースタイル同様に、一気に話しきった。

 それもそのはず。走塁革命をテーマに掲げる真弓監督と、思いは同じだからだ。赤星は「今年の悔しい思いをどうすればいいか、巨人より上に行けるか考えた時、まず走ること」と話す。自分が目標の50盗塁をクリアした上で、他の選手も少しずつ盗塁数を上乗せすれば、チーム盗塁数は自然と増えていく。

 今春のキャンプでも走塁指導にあたった赤星は「僕が持ってるもの、技術も全部、教えてもいいと思う。練習で見て勉強してくれてもいい」と、来春も“走塁コーチ”を買って出る意向。ただし、脚力を持ちながら今季4盗塁に終わった鳥谷には「トリだけは(少しでなく)もっともっと上乗せしてもらわなきゃ困る」と、要求していた。【村上久美子】