韓国プロ野球でフリーエージェント(FA)権を取得し、19日に来日した斗山ベアーズの左腕、李恵践(イ・ヘチョン)投手(29)が交渉解禁となった20日、早速ヤクルトやロッテと都内で交渉を行った。

 興味を示していた横浜へ断りの電話を入れたとした上で、代理人と一緒に午前中にヤクルト、午後には急きょ連絡が入ったというロッテと相次いで交渉の席に着いた。ロッテとの交渉後には、再度ヤクルトと2度目の交渉を行うなど精力的に動き回り、「明日(21日)にでも結論が出ればいいが…。決まるまでは日本に滞在します」と話した。

 獲得が有力視されているヤクルトは複数年での条件提示をしているもようで、球団関係者も「(2度目の交渉での要求については)そんなに重たい条件ではない」と、手応えを口にした。

 李は「韓国でプレーすることはない」と、来季は日本でのプレーを希望していることを明言した。「力のある真っすぐで勝負したい。希望は先発だけど、必要とするところでできればいい」。争奪戦はヤクルトとロッテの一騎打ちとなったが、近日中にも球団を絞り込むつもりだ。【松本俊】