◆野茂とイチロー
イチローが本名の鈴木一朗でプレーしていた92年9月21日に初対戦し、空振り三振。だが2年目、まだ19歳だった93年6月12日には全盛期の野茂からプロ1号本塁打を放っている。大リーグではイチローが渡米1年目の01年5月2日にシアトルで初めて対戦し、二ゴ、中飛、死球。背中に死球を当てた野茂は「ヒットを打たれてはいけない場面で内角を狙った。でも、引っ掛かってしまった。三振を狙った?
当然でしょう」。イチローは「僕は野茂さんを敵の1人として考えている。向こうも同じではないでしょうか」。日本人同士の対決に感傷などなかった。今年4月15日、野茂に空振り三振を奪われたイチローは、遅い変化球を外角に落とす攻め方に「あの淡々とした感じっていうのはいいよね」と敬意を表した。




