あの特徴的な“ぐるぐる”はもう見られない!?
日本ハム藤井秀悟投手(31)が13日、札幌市内で行われたトークショーに出席後、投げた後に左肩をぐるぐるまわす投球フォームを矯正する方針を示した。チームメートやファンからモノマネされるなどトレードマークでもあったが、投球後の守備がワンテンポ遅れることから改造に着手することになった。
“プロペラ投法”を封印する。投球後、左肩をぐるぐるとまわすアクションが特徴的だった藤井だが「来シーズンからやめようと思います。ピッチャー返しがきたら危ないですしね」。ヤクルト時代から定着していた投球フォームの矯正に着手する。
前に出す右足を強く地面に踏みつける反動で、体のバランスを取るために左肩をぐるぐる逆回転させている現在の投球フォーム。「思いっきり力を入れてるからそうなるんですけどね。トレーニングをしたり、下半身の使い方を変えていけばフォームも変わってくると思う」。今季も5月3日の楽天戦(札幌ドーム)で鉄平の痛烈なライナーが右肩付近を直撃。もんどり打って、その場に倒れ込んだことがあった。志願して続投したが、その後安打と四球を与えたところで降板。大事には至らなかったが、投球への影響は避けられなかった。
体への危険だけではなく、速い打球に対して守備動作の初動が遅れてしまうことも「9人目の野手」としては改善が不可欠だった。移籍1年目の今年は防御率3・25と安定しながらも、勝ち星はわずか3勝に終わっている。リベンジに向け、細かい部分も進化させていく。
来季は同じ左腕の林も加入。プロ入り10年目を迎える中堅選手として、今季のような成績では許されない。「2ケタ以上は勝ちたい。林くん?
もともと知らない仲じゃないし、何かあったら助けになりたい。僕がもっと頑張ってチームを引っ張っていきたいです」。ぐるぐるを封印した左腕は、勝利のガッツポーズのためにあけておく。【本間翼】




