ヤクルト由規投手(19)が、後輩たちにプロの心得を伝授した。宮城・多賀城市の母校・仙台育英グラウンドで16日、自主トレを開始。OBとのキャッチボールやノックなどで体を動かした。6試合登板で2勝1敗だった1年目。今秋ドラフトで巨人から4位指名された同校の橋本到外野手(3年)に、自身の経験を踏まえてアドバイスを送った。

 由規

 自分には変な過信があって、2軍にいた時は何を考えていたのかなと思った。1年目はすごく大事。甘く考えず、先輩の姿をしっかり見て、焦らずにやってほしい。

 開幕直前の故障もあり、1軍デビューは8月。現実の厳しさを知り、由規は先輩投手の練習などを積極的に参考にしてきたという。同じ世界に入る後輩に「過信は禁物」というエールを送った。また今秋の東北大会で初戦敗退した母校にも「夏の甲子園に出て、油断したところもあったはず。切り替えて『夏は育英』という伝統を守ってほしい」と、来夏に期待した。

 母校では25日まで練習を続ける。「後輩に刺激を与えることもできたし、逆に刺激されることもあった1年だった」と総括した由規。強いきずなは変わらない。【由本裕貴】