【ホノルル(米ハワイ州)17日(日本時間18日)=竹内智信、久保賢吾】WBC連覇を目指す日本の3本柱は、やっぱりこの3人だった。名球会の総会などのためハワイ滞在中の山田久志投手コーチ(60)が、チームの中核となる3人を挙げた。松坂(レッドソックス)ダルビッシュ(日本ハム)岩隈(楽天)の3本柱で、勝ちに行く考えだ。
山田投手コーチの口から出た言葉は、ファンの期待と重なるものだった。「(WBCの)先発は決まっている。みなさんが想像する通りです。日本のエースと世界のエース。そして去年、一番成績の良かった投手です」。名前は挙げなかったが、その示すところは明らかだった。「日本のエース」とは18日(日本時間19日)、ハワイで式を挙げるダルビッシュのこと。「世界のエース」とは松坂を指すことは明白。さらに、21勝右腕の岩隈を加えた3人が、先発の柱であり、東京ラウンド3試合の先発投手であることを明言した。
「この3本柱で決まりだ」とまで言う山田コーチだが、そのための情報収集も欠かさない。この日は名球会で同席した元西武監督の東尾修氏に、松坂について尋ねた。「性格とか特徴をアドバイスしてもらった。すごく参考になったね」と手ごたえを感じた。球数制限のルールもあり、1試合に2人の先発投手を用意する方針。3人の後ろをどの投手が投げるかは決まっていないが、試合の流れを左右する先発の構想だけは固まった。
もちろん3投手のコンディションが万全であればという条件はつく。原監督は、何よりもコンディションを最優先に、固定概念にとらわれず、28人を選考をしたい希望を持つ。山田コーチは「原監督と本当は今すぐにでも話をしたい。でも優勝旅行中だから邪魔をしたくない。最終日にでも電話で連絡を取りたい」と、意見交換を望んだ。早い準備で選手の調整を後押しするためにも、首脳陣の意思統一が重要課題になる。
[2008年12月19日9時5分
紙面から]ソーシャルブックマーク



