09年開幕へ、超順調回復だ!

 11月に左ひざを手術した阪神金本知憲外野手(40)が、すでにジョギングを再開していたことが分かった。26日、非公開の甲子園新室内を走って年内の自主トレを打ち上げ。23日のハワイから帰国後すぐに術後初の「試走」を行い、これが2度目という。関係者に対し「良かったぞ」と好感触も口にした。左ひざ半月板手術の昨年より1カ月間も早いペースで、来季は余裕を持って開幕を迎えられる見込みだ。

 金本は上機嫌で帰りの車に乗り込んだ。多くは語らなかったが、笑顔には理由があった。密室の甲子園新室内練習場で軽快にジョギング。居合わせた関係者に「おう、走ったぞ。良かったぞ」と、大きな手ごたえを口にしていた。

 「順調です。いい年を迎えられると思う。試し走りをしても問題ない。いつでも本格的に走れる状態。年明けに徐々にペースアップしていけたら。(新室内の)端から端までぐるっと回る感じで。まだ2回ですが(ハワイから)帰ってきてから何本か走ってます」。

 付きそう石原チーフトレーナー補佐が、順調そのものの回復ぶりを明かした。11月4日のクリーニング手術から50日あまり。昨年10月の左ひざ内側半月板手術から初めてジョギングしたのは1月終わりだった。今年は約1カ月間も早いペースだ。

 前日25日の契約更改では「関西を真っ黄黄に染めたい」と宣言し、キャンプイン時の全員ランニング参加を希望したばかり。その最初の目標にグッと近づいた。昨年も二人三脚で歩んだ同トレーナーは「あくまで目標ですがね。去年ほどギリギリということはない、というか焦ってない」と、2・1合同発進に自信を見せた。

 オープン戦出場時期についても同様だ。今季は3月15日の本格復帰以降、16打数1安打(打率6分3厘)。開幕からはさすがの全開モードだったが、文字通り「滑り込み」だった。来季はその心配もない。

 「オープン戦はいつもの感じで出られると見ています。こちらから制限する必要はない」。同トレーナーは5、6試合の実戦調整期間も十分取れるとの見通しを語った。室内ドームが続く3月24日からのソフトバンク3連戦(福岡)28、29日のオリックス戦(京セラ)には出場して、4月3日の開幕ヤクルト戦(京セラ)に照準を合わせることになりそうだ。

 すでに一般の人なら十分重たいという負荷をかけてのスクワットも再開している。来年1月1日には広島市内のトレーニングジム「アスリート」で年明け恒例の自主トレを開始。「きばっても焦っても仕方ない。自分のできることをやる」。09年流ゆったリズムには順調な回復の裏付けがある。

 [2008年12月27日11時52分

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