アラフォーを守れ!
阪神は26日、新コーチの就任を発表。ヤクルトでコンディショニングコーチを務めていた海老野貴勇(えびの・たかお)氏(43)が1軍トレーニングコーチ補佐として入団する。背番号は「93」。金本、下柳、矢野らチームの主力に40歳を超えるベテランが多いことから、トレーニング部門のコーチを増員して補強。故障防止の態勢を整えてV奪回を目指す。
真弓内閣が“即戦力”コーチを獲得した。新たに1軍トレーニングコーチ補佐として海老野貴勇氏を招聘(しょうへい)した。93年から07年まで15シーズンに渡ってヤクルトでコンディショニングコーチを務めた。まだ43歳ながらキャリア十分のスペシャリストだ。
南信男球団社長は「トレーニング部門を強化しようということ。うちはベテランも多いし、故障者は少ないにこしたことはない」と説明した。真弓監督の推薦もあり、1軍スタッフに加わる。同部門は今オフのコーチ人事で、1、2軍の担当コーチを入れ替えた。伊藤敦規コーチ(45)を1軍に配置していたが、さらに海老野氏を補佐につけて充実を図る。
海老野氏は「これまでの経験を生かして阪神の日本一に貢献できるよう頑張りたい」とコメント。福岡工大からユタ州立大に進み、運動生理学、心理学を専攻。ヤクルトに入団し、野村監督、若松監督の元で日本一に輝いたチームの黄金期の礎を築いた。95年の秋季練習ではビデオカメラを用いた「動作解析システム」を球団で初めて導入し、故障予防やフォームチェックに役立てた実績がある。
金本ら最年長トリオより3歳年上なだけで、ほぼ同世代。ヤクルト時代から選手の人望が厚いと定評があった。真弓監督は若手の育成、成長を待ち望みながらも「うちのベテランは年々成績が伸びている。まだまだ力を発揮してもらいたい」と主力にも期待を寄せる。実務派コーチは、アラフォー軍団にとっても頼もしい存在となりそうだ。【町田達彦】
[2008年12月27日11時57分
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