西武渡辺久信監督(43)が27日、地元の群馬・前橋市内で前橋工OB会主催の日本一祝賀会に出席し、日本一に輝いた11月9日に死去した自身後援会の前会長、佐田武夫氏(享年83歳)をしのんで涙を流した。同校出身OB180人を前にして日本一の報告をしていた渡辺監督が感極まった。「中学時代に僕を前工に誘ってくれた人でした。優勝報告をしたかった」と、声を詰まらせた。
佐田氏は、同監督の仲人を務めるなど、プロ入り後も公私共に支えてくれた恩人だった。「日本シリーズの第6、第7戦で逆転優勝できたのも、佐田さんが教えてくれた勝ちにこだわる野球を実践したから」と話した。高木政夫前橋市長(58)からは「将来的には前橋で年間公式戦5試合はしてほしい」との要望も伝えられた。渡辺監督は「群馬の人が応援してくれると励みになる」と語り、地元の温かさに感謝していた。
[2008年12月28日9時23分
紙面から]ソーシャルブックマーク



