巨人の来季先発ローテーションをめぐり、原辰徳監督(50)が激しいサバイバル構想を明かした。エース上原が抜け、ローテ確定は2年連続最多勝のグライシンガー、3年連続2ケタ勝利の内海の2人だけという状況だ。「来年のことを考える時に、先発を誰にするのか。この組み替えが課題だ」と危機感を持つ指揮官。オープン戦1試合で候補2投手を投げさせ結果を比較、残る4~5枠を絞り込んでいく。
リーグ3連覇に日本一の奪回。最大目標達成への懸案事項が、確固たる先発ローテの構築だ。ラミレス、小笠原を中心とした攻撃陣は不動。中継ぎもM・中村らの加入で一層厚みを増した。重要となるスターター選定作業は、言い訳なしの実力至上主義を貫く。
原監督
今、尾花さん(投手総合コーチ)に提案しているのが、オープン戦の時に先発1人投げたら後はリリーフ、というのではなく、1試合に先発投手を2人投げさせられないかということ。3回とか5回を競わせる。可能性のある人を、しのぎあった形で投げさせたい。
中継ぎの調整登板を後回ししてまで行われるサバイバルが、開幕直前まで行われる。「東京ドームでの最初の4試合がたたき台になる。東野とか、出てこないといけない。その時点で5~6人にしぼられると思う」と、来年3月25日の中日戦までを競争期間とした。実績ある高橋尚、木佐貫から若手の西村健、野間口、東野、金刃、栂野。新人王左腕・山口のテストも十分ある。ガチンコのつばぜり合いの先に、09年開幕ローテの真っさらなマウンドが待っている。
【宮下敬至】
[2008年12月31日8時25分
紙面から]ソーシャルブックマーク




