中日浅尾拓也投手(24)が“便利屋”宣言だ。30日、岩瀬とともに常滑競艇場でのトークショーにゲスト参加。「1軍でどこでも投げられる使いやすい選手になりたい」と話した。
もちろん先発への思いもある。12月中旬には、落合監督がテレビ番組で「浅尾は普通なら先発になるんじゃないか」と発言。テレビの前で「うれしかった」と喜んだ。だが、それ以上に1年間1軍に定着したいという思いが強い。今季は右肩痛などで開幕は2軍スタートだっただけに「先発でも2軍では意味がないし、自分の実力も分かってますから」と、役割にこだわるつもりはない。
キャンプには、投げ過ぎ厳禁で挑む。「毎年飛ばし過ぎちゃうので、ちょっと抑え気味くらいのペースでやって、開幕に合わせられれば」と話した。
この日は、昨年よりも200人多い約700人のファンがトークショーに集結するなど、女性人気もうなぎ上り。人気と実力を兼ね備えたイケメン右腕が、さらなる飛躍を胸に、3年目のシーズンに挑む。【福岡吉央】
[2008年12月31日12時17分
紙面から]ソーシャルブックマーク