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若トラ柴田が愛用バットで開幕1軍目指す

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新型のバットを手に笑顔の柴田講平(撮影・河南真一)
新型のバットを手に笑顔の柴田講平(撮影・河南真一)

 ムネリンバットで開幕1軍奪取だ! ドラフト2位指名で阪神に入団する国際武道大・柴田講平外野手(4年=福岡工大城東)が3日、地元の北九州市内で本格始動。ランニング、ダッシュ、キャッチボールに続いてソフトバンク川崎モデルの新バットで“初打ち”を行うなど、約2時間汗を流した。1年目の最低目標に「開幕1軍」を掲げる背番号2。サムライジャパンの正遊撃手候補でもあるムネリンバットで猛アピールを狙う。

 新たな門出を、初春の日差しが温かく出迎えた。午前11時にスタートした本格始動。「小さい時、ここでよく野球をやっていた。思い出の場所なんです」。澄み渡る青空の下、自身にとって原点とも言える北九州市内の運動公園で、柴田がプロとしての第1歩を踏み出した。

 1周400メートルほどのグラウンドを4周走り終えると、50メートルダッシュを10本、キャッチボール、遠投と次々とこなした。そして真新しいバットを手に、父・章さん(56)を相手にトスバッティングを開始。感触を確かめるように、約10分に渡ってボールを打ち返した。

 実は柴田が手にしていたものは、今季、自身の商売道具となるソフトバンク川崎モデルの新バット。大学時代に愛用し、千葉県リーグで2度の首位打者へと導いてくれた代物だ。「(重心が)先の方にあるので、ヘッドが走りやすいし、バットコントロールしやすい」。初めは打球方向にバラつきが目立ったが、感覚を取り戻すと、父・章さんの正面へ正確に打ち返した。

 一時期は中日時代の福留(現カブス)モデルのバットを使用したこともあった。だが、重心バランスが合わないことを理由に、川崎モデルのバットへと再変更。結果、自身2度目の首位打者を獲得したこともあり、プロでも「ムネリンバット」の継続使用を決めた。「プロでは速い球に負けないように、ヘッドスピードが大事になってくる。力負けしないためでもあるし、思い通りに打球を飛ばしたい」と利便性を説明。厳しいプロの世界を切り開く金棒にこだわりを詰め込んだ。

 入団会見では、自慢の快足を最大の武器に「赤星2世と呼ばれるように、甲子園を駆け回りたい」と誓った背番号2。そのためには、まずは出塁することが大前提となる。通算3割1厘と高打率を誇る「ムネリンバット」で、目標の開幕1軍をつかみ取る。【石田泰隆】

 [2009年1月4日13時19分 紙面から]


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