弱点を露呈したままではいられない。巨人西山秀二バッテリーコーチ(41)が4日、カーブ攻略へ「金本になれ」と指示を出した。打撃コーチではなく、バッテリーコーチの視点から見たアドバイスだった。
日本シリーズで苦汁をなめさせられた西武岸のカーブをまったく打てなかったことは、各球団スコアラーに、巨人打線封じのヒントを与えてしまった。実際に、岸のようなカーブの習得に取り組みはじめた投手もいる。その危機を抜け出すための金本化指令だ。広島時代の同僚の打撃が大きなヒントになった。
西山コーチ
岸のカーブを打とうと思えば(巨人には)技術的には打てる選手はたくさんいる。ただ、配球を読むのではなく、カーブを投げさせる工夫が必要だ。阪神金本は思いきり踏み込んでおいて、次の球で内角球を誘い打ったりしている。その点、打席で仕掛けて、狙い球を投げさせるというのは、ウチの打者はあまりやらない。岸のカーブを打つには、そういった工夫が必要じゃないか。
昨年、13ゲーム差を逆転してリーグ優勝を飾りながら、日本一を逃した。その象徴的な課題が岸のカーブ攻略だ。もう2度と同じ轍(てつ)は踏まない。そのためにも、球界トップの金本の技術を習得する。
[2009年1月5日7時21分
紙面から]ソーシャルブックマーク




