ソフトバンク杉内俊哉投手(28)が念願の投球回数200イニング達成へ「ベタ足走法」に取り組む。4日に福岡市内で行われたトークショーに出席。昨季に頻発した左ふくらはぎの違和感を防止するため、5日から鹿児島・薩摩川内市内で始める自主トレで走法の改善に着手する考えを示した。
“持病”を克服するため、足元を見つめ直す。「何がいかんのか考えた」。昨季は戦線離脱こそなかったが、1年を通じて左ふくらはぎの違和感に悩まされた。キャンプでは春秋ともに張りを訴えて別メニュー調整に。試合中にも、たびたび筋肉がつった。オフに周囲と相談した結果、走り方に原因がある可能性が浮上。「今まではつま先で走っていたことで、ふくらはぎに負担がかかっていた」。体力強化の基本となるはずの走り込みで、知らず知らずのうちに疲労をため込んでいた。
一見、不格好な「ベタ足走法」だが、足の裏全体で衝撃を受け止めることで負荷を分散させられる。「足全体を使って着地すれば、おしりに筋力もつく。投球する時の足の踏み出しも意識しながら、歩幅を大きくして飛ぶように走りたい」と、投球フォームへの波及効果も見込んでいる。
今季の目標の1つに挙げるのは自身初となる「200イニング」。05、07、08年と190台に達しながら、あと1歩で逃してきた。強じんな肉体の中で唯一ともいえる弱点を克服して、09年を全力疾走する。【太田尚樹】
[2009年1月5日9時30分
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