ヤクルト青木宣親外野手が5日、27歳の誕生日を迎え、年齢に引っ掛けて「年間270安打」の目標を掲げた。「年間通して打ちたい。今年はWBCもありますし。270本?

 目標は大きく、狙ってみたいですね」と、笑顔で意気込みを口にした。

 「チームが勝ち進めば試合数も増えますから」。サムライジャパン候補は3月開催のWBCを皮切りに、シーズン、球宴、クライマックスシリーズに日本シリーズ。さらにはアジアシリーズと、最大177試合におよぶ長い1年を見据えている。

 昨季は右脇腹痛などで、プロ入り初の戦線離脱を経験した。今年は元日を含めて、年末年始も休まずバットを握り、長いシーズンへ着々と準備を進めている。1月中旬からの沖縄自主トレでは「早く(体を)つくるためにも、打つ量などを増やしていきたい」。27歳を最高の1年にするため、打って打って打ちまくるつもりだ。

 [2009年1月6日8時16分

 紙面から]ソーシャルブックマーク