ソフトバンク松田宣浩内野手(25)が「3番奪取」を09年の目標に掲げた。5日に松中らとともに福岡空港から自主トレを行うグアムへ出発。居並ぶテレビカメラを前に「今年は3番を打ちたい」と力強く宣言して、最有力候補となる多村に挑戦状をたたきつけた。
ずっと胸の内で温めてきた思いを口にした。「クリーンアップを打つ強い気持ちでやる。それぐらいのやる気がないと、去年と一緒になってしまう」。中京高時代は主に3番遊撃手。入団時も将来的な目標として「理想は3番」と語っていた。昨季は7月8日西武戦で初めて3番に座るなど、小久保や多村の不在で“代役”としてクリーンアップに名を連ねたものの、定着はできなかった。「TMK」がそろう今季、3人の間に割って入るのは容易ではないが「全試合フルイニング出場と本塁打30本を目指す」と数値目標も挙げた。
師匠の松中からも「そういう心構えがあるなら、もっと追い込まないと。メニューを作成するよ」と歓迎され「3番養成プラン」の検討を約束された。今オフはすでに「自主トレ終了までにベンチプレス110キロクリア」のノルマを課されており、4日に105キロの自己最高をマーク。30発超えへ向け、着実にパワーアップをはかっている。
先月20日に挙式したばかりだが、海外ハネムーンも無期限延期して「野球一本です」と燃えている。旅行バッグには昨季の安打シーンを集めたDVDを詰め込み、宿舎でも野球漬けになる。「今年は自分で満足のいくシーズンにしたい」。有言実行を目指す1年が幕を開けた。【太田尚樹】
[2009年1月6日11時31分
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