中田が、デッカイ目標を立て…させられた?
日本ハム中田翔内野手(19)が9日、大阪桐蔭の先輩、ロッテ西岡剛内野手(24)らと、都内で合同自主トレを開始した。練習終了後、今季の目標を「1軍」と掲げたが、西岡から「漠然としすぎ」と指摘され、本塁打の数まで厳命された。最終的には「開幕1軍。ホームラン30本」という堂々たる数字を立て、2年目の飛躍を誓った。
ホップ、ステップ、ジャンプで目標はみるみる大きくなった。ロッテ西岡、中日平田らとの約2時間の合同トレを無事終えた中田だが、先輩からの厳しい“指導”は、練習後に待っていた。
今季の目標を色紙に「1軍」と記したときだ。隣の西岡から厳しいツッコミが入った。「訳わかんないよね、1軍だけじゃ。規定打席(到達)ということを言っているのか、1試合でも出られればいいのか。漠然としすぎ」とピシャリ。中田は苦笑いを浮かべて書き足した。「開幕1軍」。しかし、これにも西岡はダメ出し。「開幕1軍なんていけると思うし、ホームラン何本とか具体的なものも書けよ」と容赦なかった。
限界をつくるのが嫌いで数字の目標をあまり立てない中田は表情を固めて絶句したが、先輩に言われては仕方がない。最終的に色紙に記されたのは「開幕1軍。ホームラン30本」。上方修正され、堂々たる目標になった。
それだけの準備はできている。故郷広島でもランニングを中心に体を動かし体重95キロ前後をキープ。昨オフはわずか1日だった西岡、平田との大阪桐蔭トレも、今年は約半月間とみっちり行われる。初日は下半身強化メニューやノックが中心だったが「周りはレベルの高い選手ばかりなので、勉強になります。(西岡には)グラブの使い方を教わりました。30本は本当に目標。それを超えられるような気持ちでやっていきたいです」と力強く語った。
期待された1年目は1軍未出場に終わり、新人王の資格は今季も継続。ただ「新人王は1年目のもんやと思ってます。新人王を取りたいという気持ちはもうない。もっと別のタイトルを目指していきたいです」。怪物の真価が問われる勝負の2年目。グラウンド上での努力を怠らずに成長すれば、この日の目標はけっして大風呂敷にはならない。【本間翼】
[2009年1月10日10時57分
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