【グアム12日=久保賢吾】3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表候補の巨人内海哲也投手(26)が、WBCでは先発、中継ぎなどのポジションにはこだわらず「何でも屋」になる意向を明かした。「どこの場面でも投げるという気持ちです。日本代表の世界一に貢献したい」。先発へのこだわりは胸の奥にあるが、フォア・ザ・チームの精神を最優先させる。

 投手陣にはレッドソックス松坂や日本ハム・ダルビッシュら日本を代表する選手がズラリ。生きた材料からの技術を目で盗む。「ただ聞くだけじゃ、身にならないと思う。目で盗んで体に染み込ませます」。目で動作を盗むことは、「観察力」と「洞察力」を磨くことにも直結する。「打者と対する時に生かせればいいですね」と、マウンドでの駆け引きにも生かしていくつもりだ。

 9日に同じ左腕の阪神岩田が追加招集された。それでも「入った時点から合否ラインの線上にいると思っていますから」と、動じる様子はなかった。「WBCに向けて12月から必至にやってきました。候補じゃなくメンバーに入らないと意味がない」。この日も、グアム自主トレで約6時間も練習した。80メートルの遠投の後にはWBC使用球で立ち投げ。貪欲(どんよく)な姿勢を体でも表現した。

 [2009年1月13日9時0分

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