阪神の新人7選手全員が、女優藤原紀香の“相棒”とともに春季キャンプに突入する。血気盛んな若者と、トップ女優-。といっても、れっきとしたトレーニングの一環で、ドラフト1位ルーキー・蕭一傑(23=奈良産大)らは、紀香愛用のトレーニンググッズ「ストレッチポール」を自費購入し、キャンプに持参することを決めた。

 同グッズは、ポールの上に体を乗せ、背筋や肩周りの筋肉などを伸ばして使用するものだが、昨年末のテレビ番組で紀香が「愛用品」として紹介し注目された。肩、首、腰など背骨を支える筋肉をリラックスさせつつ、その奥の深層筋が強化されるという。蕭は「ウエート室にあったので使ったら、とても良かった。トレーナーの方にお願いして、自分用の物を買ってきてもらった。キャンプに持って行く」と明かした。

 紀香の“相棒”に、他の新人もうっとり。ドラフト4位の西村憲投手(22=九産大)と、育成枠2位・吉岡興志投手(22=常磐大)は「一緒に(近くの大型スポーツショップへ)買いに行った」とか。結局、新人全7選手がポールを購入。吉岡は「ストレッチにもいいけど(棒状なので)疲れてる所に当てると効くんです」と、すっかりとりこになっていた。

 [2009年1月24日10時54分

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