巨人のドラフト1位、大田泰示内野手(18=東海大相模)が7日、今キャンプ2度目となる原監督の直接指導を受けた。今回のテーマは「ボールに対する恐怖心をなくす」。家族が初めて応援に訪れたが、室内練習場のカーテンを閉め切り、キャッチャーマスクをかぶって顔面付近のボールにも崩されず打つ練習をした。

 大田は内角に詰まることについて「次の打席(の相手投手のイメージ)につながっていくものなので、しっかりさばかなくては」といいイメージを持っていない。「1つ1つ、教わったことを理解していきたい」と振り返った。

 原監督は坂本ら多くの選手にも同様の指導を施してきた。「怖くないぞ」「バッティングは面白いだろ」とハッパをかけながら、半袖で打撃投手を123球も務めた。「弱音を吐かない。よく頑張ってる」とどん欲に吸収しようとする姿勢を褒めた。

 [2009年2月8日9時16分

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