ヤクルト青木宣親外野手(27)が8日、WBCでは内野の守備も辞さない覚悟を明かした。現在、左翼の練習に取り組んでいるが「内野?

 やりますよ。グラブもありますし」とニヤリ。練習経験のある二塁手などでの出場にも、準備は怠らない考えだ。

 国際試合で大切なことは「しっかり準備すること」だという。相手のデータを頭に詰め込むだけでなく「左翼手の練習とかも、準備をすることに入る。想定して準備していかないといけないと思っている」と、どんな事態にも対応できるようにする。

 かといって、出しゃばるつもりはない。「内野手の代表の方々に失礼になるんで」と、内野はあくまでも緊急時のオプション的なもの。ただ、1つのポジションにこだわらない姿勢は、日本代表のオーダーの可能性を広げる。その気構えが、日本のためになる。【竹内智信】

 [2009年2月9日8時28分

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