WBC日本代表メンバーから漏れたソフトバンク和田毅投手(28)が23日、投げ込み週間の設定に目を向けた。落選から一夜明け「もう気持ちは切り替わっています」と報道陣にも笑顔を振りまき「開幕に向けて進むだけです」。照準はWBC開幕の3月5日からリーグ開幕の4月3日へ変わった。和田は調整のゆとりが1カ月できたというプラス思考で、「150球とか、200球の投げ込みをする時期をつくって、下半身を固めようかとも考えています」と、フォーム固めの時間にあてるつもりだ。

 WBC公式球で1カ月近く練習したため、日本の球に慣れる必要もある。「すぐに感覚は戻るとは思う」。投げ込めば、それも短期間で済む。高山投手コーチは今後の調整について「紅白戦は出ないが、オープン戦から」とし、「開幕候補?

 もちろん、うちの主力投手ですから」と続けた。24日のチーム合流を前にこの日は秋山監督から松中とともに夕食に誘われ、労をねぎらわれた。

 [2009年2月24日10時22分

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