手術した右ひざのリハビリ中の阪神下柳剛投手(40)が21日のオープン戦広島戦(倉敷)で初実戦に臨むことが16日、分かった。2、3イニングを投げる予定だ。山口投手コーチは「(登板で問題がなければ)ローテに1歩前進する」と説明。開幕ローテ滑り込みに向け、重要なマウンドとなる。キャンプから別メニュー調整を続け、今月8日に初めてフリー打撃に登板した。「そのつもり(開幕ローテ入り)でやっています」。11日には中2日で再びフリー打撃のマウンドに上がるなど、調整のピッチを上げていた。この日は甲子園でブルペン入り。山口コーチは「開幕に間に合わせるのだったら(実戦は今月)20日前後になる。あいつの体調次第だけど」と話していたが、初実戦で仕上がりの良さを見せつけ、首脳陣を安心させる。

 [2009年3月17日9時46分

 紙面から]ソーシャルブックマーク