外国人4人を擁する超重量打線が自慢のオリックスが「スモールベースボール」で楽天岩隈をたたく。大石大二郎監督(50)は17日、相手エースが立ちはだかる18日の楽天戦(東京ドーム)に向け「岩隈からそうは得点できない。まずは守りをしっかりさせたい」と“軽量打線”で臨む考えを明かした。

 ローズ、カブレラ、フェルナンデス、ラロッカの長距離砲カルテットが看板の強力打線が1日限定で様変わりする。自軍の先発は2連勝中と波に乗っている近藤。1点を争う投手戦が予想され、守備力・走力が不可欠と判断した。

 この日、東京ドームでの指名練習に参加し、守備練習を繰り返した塩崎、森山らの起用が有力だ。外国人はローズ、カブレラの2人だけとなりそう。開幕から13試合目で13通り目となる日替わり打線。今回はパワー勝負は避けて、難敵攻略を狙う。【柏原誠】

 [2009年4月18日11時16分

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