<西武4-6日本ハム>◇18日◇西武ドーム

 昨年は何度も屈した西武打線の“バズーカ”に、今年は対抗するだけの“マシンガン”がある。2本のホームランで1度は勝ち越されたが、早くも今季10試合目となる2ケタ安打で、終盤に逆転勝ち。梨田監督は「こっちはコツコツと、向こうはホームランで点を取ったけど、粘り強く戦ったね」と満足そうに振り返った。

 1点を追う8回、先頭の小谷野が四球で出塁すると、続く高橋が強攻策で左中間を破る二塁打を放ち、チャンスを広げた。12球団トップの173犠打だった昨年ならば、手堅くバントの場面。高橋は「バントのサインが出る前に打ちました。(サインが出なくても)セーフティーをした方がいいかとも考えた」と話したが、指揮官は「あそこでバントはない。去年とは違うこともできるから」と説明した。チーム打率3割2分。開幕から続いた金子誠の連続試合安打は止まっても、全体の勢いが衰えることもない。拡大した好機は、相手の暴投と代打坪井の犠飛で、試合を簡単にひっくり返した。

 昨年9勝14敗1分けと大きく負け越した西武に敵地で連勝スタート。「確かにそうだけど先は長いから。明日は完全試合されるかもわからない」。言葉とは裏腹に、梨田監督の表情には自信が満ちていた。【本間翼】

 [2009年4月19日10時7分

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