<巨人2-3中日>◇24日◇東京ドーム

 巨人は中日に延長10回の末、2-3と競り負け連勝が6でストップした。強力打線が相手先発の山井大介投手(30)に7回までわずか1安打、1得点に抑えられ、10回にセットアッパーの越智大祐投手(25)が2失点した。それでも2位ヤクルトが横浜に完封負け。2位との4ゲーム差は変わらず、セ・リーグで貯金を独り占め状態だ。

 連勝が6で止まった。1-1で今季3度目の延長戦に突入。10回に越智が連打で2点を失った。その裏、先頭阿部の3号ソロで1点差。坂本が左前打、盗塁で続いた。だが坂本が代打加治前の三ゴロに飛び出し痛恨のタッチアウト。大事な場面でのミスが響き、2死一、三塁まで攻めたが、最後は小笠原が空振り三振でジ・エンドだった。

 反撃が遅かった。中日山井は中4日での先発だった。前回19日の対戦では2回までに4点を奪いKO。相手の先発ローテ変更もしっかり読んでオーダーを組んだ。だがこの日の山井は最速147キロの直球にフォークボールの落差も十分。7回まで初回のラミレスの適時内野安打の1本に抑えられた。原監督は「見ての通り。1点を守れなかったが、1点ももらったようなもの。(先発の)福田は頑張ったが…。もう少ししつこく攻めていかないと」と沈黙した打線に奮起を促した。

 原監督は前回敵地での中日3連戦で3連勝を決めた直後、「紙一重の勝負をし3試合とも逆転勝ち。3連敗でも不思議じゃなかった。強い中日を相手にする時、結果に一喜一憂する必要は、今はない。どっしり戦っていけばいい」と話した。この日も「中日の先発は予想が難しい。予想に躍起になる必要はないってことだと思うよ」と強調していた。

 試合後の会見では「この先だって、緊迫したゲームしかないんだから。その中で今日は相手に軍配が上がった。明日から切り替えていきます」と結んだ。ベンチに残った内野手はゼロ。同点に持ち込めば阿部を一塁に回す予定だった総力戦で粘った。貯金は8。1敗に動じることはなかった。【宮下敬至】

 [2009年4月25日8時41分

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