<中日4-2広島>◇6日◇ナゴヤドーム
ただでは負けん!
広島が中日荒木に対して、執念の「内野5人制」を敷いた。2点差に広がった直後の8回1死一、三塁。ベンチから飛び出したブラウン監督は右翼天谷宗一郎外野手(25)を呼び寄せ、内野手の木村と交代。三遊間を守らせ、内野を5人で固めた。外野2人の守備網を敷くと、ナゴヤドームがどよめいた。
指揮官は「1点も与えられない場面だった。荒木は併殺をとるのが難しい打者だからね」と説明する。結果は荒木を空振り三振に仕留め、代打野本も抑えて得点を許さなかった。高内野守備走塁コーチも「荒木も間を抜こうと意識して打てなくなっていた」と5人制の成果を強調した。
3月29日のオープン戦ソフトバンク戦で試した作戦だったが、公式戦では06年に2度用いて以来、3年ぶりの大胆なタクトだった。この日は8回2死二塁の同点機で天谷が右前打を放つが、二塁走者東出が本塁で憤死。1歩及ばず、対中日戦の連勝が3で止まり、再び借金1を背負った。
[2009年5月7日10時12分
紙面から]ソーシャルブックマーク




