<巨人8-7中日>◇10日◇東京ドーム

 巨人野間口貴彦投手(25)の力投が、劣勢のチームに流れを引き寄せた。3回4失点でKOされた先発の東野に代わり、3点ビハインドの4回から2番手として登板した。140キロ台後半の直球でグイグイ押して4奪三振。3イニングを無安打無失点に抑えて逆転勝ちの呼び水となった。4イニング目の7回1死から初安打を浴びて降板。後続が打たれて、昨年6月11日以来となる白星は手にできなかったが「チームが勝てた。それがすべてです」と笑みを浮かべた。

 1軍に昇格予定だった4月26日、車で東京ドームへ向かう途中、追突事故に遭った。大事には至らなかったものの、当日の登録は見送られた。それでも気持ちを切らさず、5日に1軍昇格。不運を乗り越えた野間口は「事故?

 1軍にいる以上は関係ない。与えられた場所で結果を出すだけです」と力を込めた。原監督も「東野にいす(先発の座)を取られた状態で、何とか取り返そうという気持ちが出ていた」と、気迫あふれる投球を評価した。

 [2009年5月11日8時32分

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