<楽天7-3日本ハム>◇13日◇Kスタ宮城

 楽天野村克也監督(73)の会心の攻撃だった。2点リードの4回だ。無死二塁から8番嶋の三塁への犠打で1死三塁。聖沢はカウント0-1からの内角直球を一塁線に、セーフティースクイズを成功させた。ヒメネスの一塁への悪送球を誘って、なお1死三塁。1番内村もカウント0-1からスクイズを決めた。1安打と3者連続バントで2点を奪った。1イニング3犠打はプロ野球タイ記録となった。

 今季初のスクイズだった。高須、鉄平の3割打者が故障で離脱。さらにこの試合の3回、走塁中に1番渡辺直がケガで交代。野村監督が「安月給トリオ」と命名した聖沢、内村、小坂での得点が、大きな意義を持った。「聖沢じゃ、外野フライで犠飛の確率よりスクイズの方が高い。三塁走者(中村真)の足も速いから、セーフティースクイズ。外国人(ヒメネスを)狙うのは基本だ。点差から内村のスクイズは警戒しないよ」と野村監督。采配はズバズバ当たった。

 野村監督は「鮮やかな2点だっただろ~。ああいう点の取り方、大好き。足が速いって見ていて楽しいね。小技で点を取ると、監督冥利(みょうり)に尽きるっていうか、やっていて楽しい」とご満悦だった。【金子航】

 [2009年5月14日8時29分

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