頼れる大砲が復活!
ソフトバンクは21日、多村仁外野手(32)の1軍合流を決定した。右肩負傷で2軍調整を続けた元40発男は22日の広島戦(福岡ヤフードーム)に、1軍登録即7番中堅での先発が有力視される。オリックスから新加入の村松有人外野手(36)も1軍登録され、ベテラン2人の“開幕”をカンフル剤に上位浮上を図る。柴原洋(34)クリス・アギーラ(30)両外野手の2軍調整も決まった。
雌伏の時間は終わった。多村がようやく1軍に舞い戻る。22日に出場選手登録され、即7番中堅での先発が有力となった。
この日のウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ)では山本昌と対戦し、2打数2安打。秋山監督は福岡ヤフードームでの全体練習中に2軍から報告を受け、1軍コーチ陣と緊急ミーティングを行った。「2人とも(1軍に)上がるよ。どうかと思っていたが、本人がOKと言うんで。打線に元気を出してもらおうと」。村松とともに昇格を決定。打率、得点ともリーグワースト2位に低迷する打線のテコ入れを図った。
多村は3月25日の阪神とのオープン戦で帰塁の際に右肩を負傷。8日のウエスタン中日戦で実戦復帰するまでリハビリは1カ月を要した。2軍では7試合17打数6安打4打点、打率3割5分3厘の数字。当初は「すぐにでも上がりたい気持ちはあるけど不安」と慎重な姿勢だったが、19、20日の同中日戦では2試合連発とグンと調子を上げていた。この日は1軍合流に備え、試合中に荷物をまとめて、空路福岡へ戻った。
本多と川崎の1、2番コンビについて、森脇ヘッドコーチは「足が使えるから崩したくない」とここは固定する。さらに「3番から6番までは状態がいいからね。松中、オーティズ、長谷川は右左(投手)関係なく結果を残している」と説明しており、現時点で打順は6番までは固まっている。
6番長谷川は逆方向へのシュアな打撃が好調で、出塁率もチーム最高の4割1分1厘を残している。その後を04年にシーズン40本塁打を記録した大砲多村が座れば、下位からも得点アップが見込める。脅威の7番として相手投手ににらみをきかすことになりそうだ。
チームはここまで18勝20敗2分けで、1点差負けは8試合。得点力アップの使者として多村がついに“開幕戦”のグラウンドに立つ。
[2009年5月22日11時3分
紙面から]ソーシャルブックマーク




