<ロッテ0-0巨人>◇2日◇千葉マリン
巨人先発高橋尚成投手(34)が、風を味方に付けたクレバーな投球を見せた。この日、千葉マリンの風速は常時7~8メートル。主に、中堅から本塁に向けて吹いていた。初回に2安打でピンチを招き、マウンド上で風の威力を実感。「風が正面から来ていて、すごかったので」と、2回以降は無走者でもあえてセットポジションで投げた。
配球でも風を利用した。「スライダーが変だった」と感じると、変化球はシンカー主体にチェンジ。9回無死一、二塁のピンチでも井口をシンカーで捕ゴロ併殺に仕留めた。微妙な風向きの変化も利用。「この球場の特徴を考えて慎之助がうまくリードしてくれたね」と感謝。10年目のベテラン左腕は、強風にも自慢の制球力、心を乱されることはなかった。9回5安打無失点の内容に、原監督は「非常に安定感があった。ナイスピッチング」と称賛した。
[2009年6月3日9時2分
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