<中日2-1ロッテ>◇5日◇ナゴヤドーム
ロッテが打撃不振で高橋慶彦打撃コーチ(52)の交代を検討することが、明らかになった。5日の中日戦(ナゴヤドーム)後、バレンタイン監督が「バッティングコーチと話し合う。一時的な交代も含め打開策を考えないといけない」と交代を示唆した。近日中に高橋コーチと緊急会談する予定だが、内野守備に専念していたランペン・コーチに打撃コーチを任せる可能性が出てきた。
バレンタイン監督の表情は、いつもに増して険しかった。ここ4試合、42回で3点しか取れていない打線の話題になると「打撃コーチと話し合わなければいけない。打撃コーチを一時的に交代させたり、そんなことも含めて打開策を考えなければいけない」。内部事情を明かすことを極端に嫌うバレンタイン監督が、珍しく緊急人事の可能性を明かした。
この試合も打撃不振は深刻だった。1回には無死一、三塁のチャンスをつくりながら、1点も奪えなかった。6回にも1死二、三塁で追加点を奪えず、有効打が出なかった。突然の発言について、石川球団副代表は「私自身、監督から何も聞いていないので、何も話しようがない」と戸惑いを隠せなかった。
近日中にバレンタイン監督と高橋打撃コーチが話し合うとみられ、策をこうじるとすれば1軍内での配置転換が濃厚だ。高橋打撃コーチを一時的に交代させ、ここまで内野守備担当をこなしてきたランペン・コーチを打撃担当にする可能性が大。バレンタイン監督からすれば無理を言いやすく、何でも相談できるメリットがある。
6回に唯一の右前適時打を放った井口は「(高橋)慶彦さんにいいアドバイスをもらったんでね」と話した。打撃不振の原因がすべて打撃コーチにあるかどうかは疑問の状態だが、得点機で続く凡退に、バレンタイン監督はショック療法の必要性を感じたようだ。
[2009年6月6日8時38分
紙面から]ソーシャルブックマーク



