<ヤクルト4-3日本ハム>◇8日◇神宮
がけっぷちで踏みとどまった。関東遠征の最終戦。札幌へ再び戻る切符を、日本ハム中田翔内野手(20)が何とか手にした。
9回1死の場面で代打で出場。ヤクルトの絶対的守護神・林昌勇を相手に、151キロの直球、131キロのスライダーでカウント2-0と追い込まれると、続く131キロスライダーを打ち上げ、一飛に倒れた。悔しそうにうつむきながらも「(球が)速かった。でも大納得。あのスライダーに当たったんやし」と前を向いた。
最近は代打のみ4打席で3三振と2軍降格の危機に直面していたが、試合終了後、ここ5試合で11打数1安打4三振とブレーキになっていたヒメネスの2軍落ちが決定。中田は“第1関門”を突破し、チーム帯同のまま本拠地の土を踏む。「落ちたらイチからやるだけ。他の打者にはない、自分にしか出せないものを出していきたいです」。プロ初安打の地・札幌で再び挑戦が始まる。
[2009年6月9日8時48分
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