ファンの期待を力に変えて、1軍残留への正念場を乗り越える。日本ハム選手が上位独占の球宴ファン投票で、中田翔内野手(20)がDH部門で数千票を獲得していることが9日、判明した。トップ二岡の得票数には遠く及ばないが「ありがたいことです。ファンの方に期待してもらっているので、何とか(シーズンで)結果を出せるように頑張りたい」と意気込んだ。
最多得票の稲葉をはじめ、ダルビッシュ、金子誠、田中ら11選手が各部門のトップを独占。その裏で出場わずか8試合、11打数3安打の中田に票が入っているのは、何よりファンの期待と人気の表れだ。野手の選出規定数は「10試合以上または20打席以上」と定められており現段階で出場の権利すらないが、代打で4打席凡退中の中田にとっては、発奮材料の1つになる。
この日、左太もも裏痛で戦線離脱していたスレッジが、イースタン・リーグのロッテ戦(浦和)にフル出場した。復帰すれば、再び1、2軍の入れ替えも行われる。「札幌に戻ったらDHなので出られるチャンスも増えるかもしれない。中途半端ではなく、思い切って振っていきたいですね」。10日からはプロ初安打を放った札幌での横浜2連戦。票を投じてくれたファンへの感謝は、バットで返す。【本間翼】
[2009年6月10日9時38分
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