<西武6-5阪神>◇11日◇西武ドーム

 1回裏の守備、右翼に入っていた阪神平野恵一外野手(30)のダッシュと肩が、先制点を阻止した。下柳が先頭片岡に安打を許し、盗塁も決められ1死二塁。3番中島に右前へはじき返されたが、二塁走者の片岡を本塁で刺した。「(長打もあり前進守備もとれない)打者と(俊足の)走者を考えたら、普通は投げないけど、思い切っていった。こういう所を期待されてると思うんで」と語ったが、チームは敗れ、笑顔はなかった。

 [2009年6月12日11時31分

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