<西武4-2広島>◇13日◇西武ドーム
ピンチを迎えるたびに持ち味が発揮された。無死一、二塁のピンチを3度も招いた西武帆足和幸投手(29)だが、いずれもゴロ。2、3回は併殺で切り抜け、6回は一、三塁になってからの併殺だった。6イニングで1失点。今季3勝目の白星は、粘りの投球でゲットした。
スライダー回転し、打者の手元で微妙に変化する真っすぐが、左腕の最大の武器。「今日は調子はよくなかった。外のコントロールが悪かったです」と反省するが、要所は抑えた。2三振、二飛以外のアウトはゴロで仕留め、「ゴロを打たせればゲッツーがある。低めに集めていこうと思ってました。ゴロが多いとは思っていましたが、フライがないのは、今までないんじゃないですか」と振り返った。
チームは4度目の4連勝で交流戦の2位に浮上。渡辺監督も「いついかれてもおかしくなかったけど、帆足は粘っていたね。今までいいピッチングをしても勝てなかった。勝負どころで相手のピッチャーに負けていた感じだったからね」と調子が悪いながら、本領発揮した左腕をたたえた。
交流戦は残り6試合。2年連続で負け越していたが、11勝6敗1分けで、勝ち越しに王手をかけた。渡辺監督は「交流戦の優勝も目指したい。2位?
あと数試合、そういう位置にいたら、おもしろいね」と不敵に笑った。貯金も今季最多タイの3に戻し、昨年の日本一チームのエンジンがかかってきた。【小島信行】
[2009年6月14日9時39分
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