阪神首脳がヤンキース松井観戦ツアー!?
阪神球団が米大リーグヤンキースがから、今年開場した新本拠地のヤンキースタジアムへ招待されていることが24日、明らかになった。阪神側は訪問団のメンバーを選び、7、8月中に渡米する。くしくもヤ軍の主力松井秀喜外野手(35)は来季、国内復帰する可能性があり、阪神は獲得に向けて調査に着手する。渉外担当のスカウティングとは別に、球団首脳が「生ゴジラ」をチェックする好機になる。
間近で動きを見ればドキンドキン、恋心はさらに深まるはずだ。阪神が獲得に興味を示し、調査に乗り出すことを決めたヤンキース松井に対し、球団首脳が生でプレーを観戦する機会が巡ってきた。06年オフの井川のポスティング移籍を契機に、阪神とヤ軍の親交は深まった。今回は、ヤンキースが阪神サイドを新球場へ招待。阪神は首脳の派遣を決め、時期と人選の検討に入った。
「メーンは新球場を見てほしいということ。ハード面や場内サービスなどソフト面を見学させてもらって参考にしたい。ご招待なので、もちろん試合も観させてもらう。どういうメンバーで行くかはこれから」
球団幹部は“ニューヨークツアー”に前向きだ。日米で伝統のある両球団が関係を深める企画だが、そのグラウンドには注目のプレーヤーが存在する。今季でヤ軍との4年契約が切れ、来季の契約が不透明になっている松井秀喜だ。
打力強化が急務の阪神は6月に入り、松井とヤ軍の来季契約が微妙になっているとの情報に即座に反応。今オフ獲得の可能性を含めて、本格調査に乗り出すことを決めた。
ある球団首脳は「問題になるのは条件面だ」と話している。松井の今季年俸は1300万ドル(約12億3500万円)と桁違いではあるが、ただの夢物語ではなく現実的な補強候補の1人に数えている。通常の外国人調査の一環として、渉外担当の渡米と駐米スカウトを手配する準備にも入っている。
今回のヤ軍からの招待は表敬訪問、球場見学が主ではあるが、球団上層部が松井の生の動きに触れるまたとない機会になる。獲得するとなれば相応の資金が発生するだけに、戦力的な評価とともに話題性、スター性なども考慮する必要がある。野球の本場、それも世界一ファンの目が厳しいとされるニューヨークでの松井のプレーを、甲子園で躍動する姿に置き換えて観ることになる。
実はこの招待はシーズン開幕前にもヤ軍から届き、5月中に訪問する予定だった。だが、新型インフルエンザの世界的な蔓延があり、一時凍結。再度、訪問の機運が高まってきたところに、松井調査のタイミングが重なったという経緯がある。92年ドラフトで1位指名のくじを外した因縁がある松井に、阪神がスタジアムで熱視線を送る。
[2009年6月25日11時21分
紙面から]ソーシャルブックマーク




