<阪神9-4横浜>◇26日◇甲子園
カーネルの呪いが解けたのか。阪神がリーグ再開を快勝発進した。クレイグ・ブラゼル外野手(29)が初回の満塁機で、内角直球を強振。ふわりと上がった打球は左翼手の前で落ちた。フルスイングが幸運を呼び込み、逆転打になった。3戦連続のタイムリーだ。「ラッキー、ラッキー。みんながつないでくれたチャンスを生かせてよかった」。これで止まらない。6回のダメ押し打など左右に打ち分け、4安打3打点。快勝発進の主役になった。
この日の試合直前の全体ミーティング。「全力を注いで勝ちに行く。徹底的に勝ちにいこう」。そんなゲキが首脳陣から飛んだ。ブラゼルは「とにかくエネルギーを全面に出すプレーをしようと思った。それができたと思う。とにかくチームの勝利が1番だ」と喜んだ。
前日、85年のリーグVの時に道頓堀に投げ込まれ、今年3月に24年ぶりに発見された「カーネルサンダース像」が修復され、住吉大社でおはらいを受けた。真弓監督と同姓の真弓宮司も「もう大丈夫」と太鼓判を押した通りの大勝。7回にはこの日から解禁されたジェット風船も甲子園の空に気持ち良く舞った。
真弓監督は「しばらく試合がなくて初戦は重要と思っていた。点が入ってよかった。ただ、勝った、負けたはこの日で終わること。後はもう勝つことだけを考えたい」と気合を入れ直した。いよいよ虎の逆襲が始まる。
[2009年6月27日7時54分
紙面から]ソーシャルブックマーク



