巨人坂本勇人内野手(20)が29日、オールスターでダルビッシュとのガチンコ勝負を誓った。
2年連続で吉報が届くと、屈託のない笑みを浮かべた。既に全セの指揮を執る原監督から1番打者の指名を受けている。第1戦で真っ先にダルビッシュと対戦する可能性が高い。「日本を代表する投手の方。力と力の勝負ができればいいですね」と夢の舞台へ思いをはせた。
シーズンと違い、勝敗を度外視した打撃ができる。「フルスイングで思い切ってやっていきたい。(初球から)何も考えることなく思いきりいきたい」と宣言した。ダルビッシュの初球、渾身(こんしん)の直球を力いっぱい振り抜きフェンスオーバー。そんなシナリオもありそうだ。全パのエースを“秒殺”すればMVPも見えてくる。
込み上げる思いは1年前と大きく違う。「去年は数字を残せていなかった。今年は数字も残っているので自信を持ってオールスターに行けるんじゃないかと思います」と堂々と胸を張った。29日現在、打率3割5分5厘、93安打はリーグトップ。リードオフマンとして首位を快走するチームを引っ張る。今年は選手間投票でも選ばれた。他チームのライバルたちも力を認めてくれた。
坂本のフルスイングの思いを伝え聞いた原監督は「いいんじゃない」と異議なし。すべての野球ファンの期待を受けて、20歳の若武者が最初のひと振りに力を込める。【古川真弥】
[2009年6月30日8時20分
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