<西武6-8ロッテ>◇6月30日◇西武ドーム

 ロッテ・サブロー外野手(33)のひと振りが今季初めてロッテの勝利を決めた。同点で迎えた11回2死一、三塁。井口が歩かされた直後。星野の3球目、真ん中低めのスライダーを左中間スタンドに運んだ。「前(井口)が歩かされると思ったけど腹が立った。気合が入ったスよ。1発で仕留められてよかった」。ヒーローはホッとした表情で振り返った。

 今季8号となる3ラン。実は過去の7本はすべて負け試合で飛び出したものだった。「やっぱり打って勝てるのはいいよね」と笑った。前日(29日)には球宴の出場選手が発表され、サブローは選手間投票で7年ぶり2度目の出場が決まったばかり。「プロの方に選んでもらって光栄です」。気分をよくしての1発でもあった。

 これでチームは4位西武に1ゲーム差と迫った。もっとも勝ち試合を延長に持ち込まれ、やっとつかんだ勝利。エース清水直の4勝目も消してしまった。手放しでは喜べない。サブローも「反省点はある。明日(1日)が大事です」といいながら「(チームは)ちょっとずつだけど、いい感じにはなっている。粘り強くやりたいね」。7月からの浮上を誓った。

 [2009年7月1日9時18分

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