<巨人1-2広島>◇1日◇東京ドーム

 負ければ今季初の5連敗、自力V消滅の危機だった。その大ピンチを、広島の2番東出輝裕内野手(28)が救った。1-1の8回1死一、三塁。巨人高橋尚のストレートをきれいに合わせた。打球はセンターへ飛び、代走木村がホームイン。難敵巨人に引導を渡す決勝打となった。「体が開かないようにセンター方向を意識していた」と笑顔で話した。

 梵の1発も大きかった。2回、高橋尚の直球を左翼2階席にぶち当てる2号ソロ。「あんな当たりはもうないです。打ち止めですよ」と苦笑いするほどの豪快弾。9回には、得点には結びつかなかったが、安打で出ると二盗、三盗を鮮やかに決めてベンチを盛り上げた。「常に先の塁を奪うことは意識しているし、あそこはもう1点欲しい場面でしたから」とクールに振り返った。

 フィリップス、栗原、マクレーンのクリーンアップはノーヒットだったが、脇役が渋い活躍で巻き返しへののろしを上げた。

 [2009年7月2日7時32分

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