聖地凱旋(がいせん)を前に、高ぶる思いを口にした。4日の甲子園での阪神戦に先発が予想されるヤクルト由規投手(19)は「投げる機会があれば高3の夏以来。成長した姿を見せられればいいですね」と、自然と笑みもこぼれた。

 宮城・仙台育英高3年時の07年8月15日に、今も残る高校野球での甲子園最速となる155キロを記録しただけに「(試合に)勝ってないけど好きなマウンド」と、印象が悪いはずはない。

 プロ1年目の昨季は、シーズン終盤に1軍昇格。大阪遠征には帯同したが、先発ローテの関係で登板はなかった。「高校の試合はデーゲームで、プロはナイター。球場の雰囲気も全然違いますから、楽しみです」と、再びマウンドへ立つことを心待ちにしていた。

 阪神とは2月の練習試合で対戦も、ブラゼルの新加入で警戒を強める。一方、前回6月27日巨人戦で8回2安打1失点と好投した直後だけに「(甲子園の登板を)あまり意識せず、前回と同じような投球をしたい」。由規が、高校時代からひと回り成長した大人の投球を聖地で披露する。【松本俊】

 [2009年7月3日7時31分

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