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松中“初マングローブ弾”幻1号の2日後

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4回表、本塁打の松中はファンの声援に応えながら走る(撮影・長島一浩)
4回表、本塁打の松中はファンの声援に応えながら走る(撮影・長島一浩)

<日本ハム3-7ソフトバンク>◇4日◇函館

 ソフトバンク松中信彦外野手(35)が“1号マングローブ弾”を放った。4回に八木から一時逆転となる2ラン。「ちょっと詰まった」という打球がライナーで右翼席へ飛び込んだ。今季11号だが、本塁打1本につきマングローブの苗木1000本を寄付し、東南アジアの森林減少を防ぐプロジェクトを発表してからは、これが1本目だった。

 松中は「ベンチに戻ってきたら監督から『大丈夫か? 低かったけど本当に入ったか? 幻じゃないか?』と突っ込まれました」と苦笑いだった。

 ベンチでのやりとりのきっかけは、2日の本拠地オリックス戦。1度は本塁打と判定された打球が、抗議の末に二塁打に覆された。打球は右翼フェンスのてっぺんに当たっていた。仕切り直しの一戦では、きっちり柵を越えた。ダイヤモンド1周を終えると、両人さし指を突き上げるオーティズポーズ。10号を放った6月28日西武戦後には「もうやらない」と話していたが、本塁で白い歯をむき出して待っているオーティズを見ると自然とやっていた。

 左ひじ痛でスローイングができず指名打者に専念する。守備に入れない分、1打席にかける思いは強い。調子や感覚に応じて日米のメーカーでつくるバットを使い分けるなど、チームに貢献するための準備を怠らない。勝利のため、東南アジアの緑のためにもアーチを量産する。【押谷謙爾】

 [2009年7月5日8時42分 紙面から]


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