<阪神3-6ヤクルト>◇4日◇甲子園
阪神の先発能見篤史投手(30)がまたも四球で自滅し、先発ローテ脱落の危機に陥った。1点先制した直後の2回。先頭デントナをあっさり四球で出塁させると、1死一、二塁から7番相川に逆転適時二塁打を献上。2点ビハインドの5回にも同じように先頭青木を四球で出塁させ、痛い追加点を奪われた。「四球がすべて。(チームが)連勝できていたのに。それだけです」。今季、自己最短となる4回1/3を5安打4失点で6敗目を喫し、悔しさをにじませた。
今季5敗目を喫した前回6月27日の横浜戦(甲子園)でも、先頭打者に与えた四球が尾を引き、初回3失点。今季12度目の登板で初回失点が5度目と、立ち上がりの悪さを露呈した。この日は初回こそ3者凡退に仕留めたが、失点パターンは相変わらず。これで3勝6敗と、自身の借金は3にまでふくれ上がった。
久保投手コーチは「先頭打者の四球はやっぱり点の入る確率が高くなる。いい球は放っているんだけどね」と潜在能力が高い左腕だけに、頭を抱えた。チームは交流戦後、4勝4敗。そのうち、先発陣に白星が付いたのは安藤(2勝)だけと、苦しい状況が続いている。首脳陣は前カードの中日戦中に先発陣の緊急再編も示唆していたが、この日の試合後は「切り貼りするのは簡単なんだけどね」と歯切れが悪かった。
[2009年7月5日11時46分
紙面から]ソーシャルブックマーク



